歴史・文化好きにおすすめ!宮城県内の博物館13選を紹介! | 1日から入れるシェアハウス「Roopt」-ループト-
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歴史・文化好きにおすすめ!宮城県内の博物館13選を紹介!

日本全国には数多くの博物館が存在し、地域の歴史や文化を知る重要なヒントになります。

また、体験型の展示やワークショップの開催がある博物館では、家族連れで楽しく過ごすことができます。

今回の記事では、宮城県内の博物館のおすすめ13選を紹介します。

地域やコンセプトが変われば博物館の色もかなり異なるので、その違いを楽しみながら読んでいただけると幸いです。

博物館の魅力

まず初めに、博物館の魅力について簡単に紹介します。

①歴史と文化の探求

博物館は、歴史や文化に興味を持つ方にとって、興味深い展示物が豊富な場所です。

地域の歴史や伝統、文化財を紹介する展示が多く、今私たちが生活している地域を違った視点から見る機会にもなります。

展示物や収蔵品を通じて、地元の歴史に触れ、新たな知識を得ることができます。

②子供も大人も楽しめる

博物館は、子供が大人と一緒に歴史を楽しく学べる場所として魅力的です。

体験型展示やワークショップが充実しており、子供たちは実体験を通じて知識を深めることができます。

大人も、これまで知らなかったことを知る機会になり、知的好奇心が満たされるきっかけになります。

③コミュニケーションの機会

家族で訪れて同じ展示を見ることで会話のきっかけとなり、家族間の絆を深める場にもなります。

新しいことを学び、一緒に楽しむことで思い出も増え、その絆はより一層深まるでしょう。

家族だけではなく、友人やカップルでも同じことが言えるでしょう。

宮城県内の博物館おすすめ13選

ではここから、宮城県内の博物館を紹介していきます。

博物館ごとに様々な興味深い展示があるため、この記事を読みながら博物館巡りをするのもおすすめです。

【仙台市】仙台市博物館

『仙台市博物館』は、1951年に仙台伊達家から寄贈された資料群(伊達家寄贈文化財)の保管・展示・研究のために、仙台城三の丸跡に1961年に開館した博物館です。

ユネスコ記憶遺産に登録された「国宝 支倉常長像」など3点を含む国宝「慶長遣欧使節関係資料」や、重要文化財の伊達政宗所用具足・陣羽織など、仙台に関わる歴史・文化・美術工芸資料などが展示・収蔵されています。

仙台といえばやはり伊達政宗で、伊達政宗の自筆の書状や伊達家の漆工芸品などが展示されており、伊達家の歴史を知るにはうってつけの場所です。

博物館の近くには東北大学のキャンパスもあり、散歩がてら博物館を訪れるのもいい楽しみ方ですね。

※改修工事のため2024年春まで休館中

住所:〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内26
開館時間:9:00~16:45
定休日:月
入館料:一般460円(常設展のみ)
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 国際センター駅より徒歩8分
駐車場:あり
公式HP:https://www.city.sendai.jp/museum/

【仙台市】東北学院大学博物館

『東北学院大学博物館』は、大学内で得られた研究成果に関わる資料を収集整理、保管、公開することで、活動を社会的に伝えることを目的として設立された博物館です。

古墳時代に埋葬に使われた壺棺や、松島の海底で多数発見された板碑など、古代の埋蔵品などから宮城や東北の歴史を民俗的に紐解いています。

博物館実習の学生が、実習の一環で毎年展示の入替えや更新を行い、学生主導のイベント企画なども開催するなど、東北学院大学の学生によって常に更新されている博物館でもあります。

仙台駅からも徒歩で行ける場所にあるため、仙台観光のついでにふらっと寄ってみるのもおすすめです。

住所:〒980-0065 宮城県仙台市青葉区土樋1丁目1−3
開館時間:9:30~17:00
定休日:日祝
入館料:一般200円
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 五橋駅より徒歩5分
駐車場:なし
公式HP:https://www.ipc.tohoku-gakuin.ac.jp/tgum/

【仙台市】地底の森ミュージアム

仙台市にある『地底の森ミュージアム』は、その名の通り地底から発掘された遺跡を中心に展示している博物館です。

富沢遺跡という仙台市太白区の遺跡から発掘された2万年前の旧石器時代の遺跡面を、現地で保存し公開するとともに、発見された資料などから当時の環境や生活に思いを馳せられるような展示をしています。

遺跡を大地から切り離さず、床のない特殊な「建築土木工法」と、最先端の科学技術を応用した「保存処理方法」という、遺跡を発掘されたままの状態で公開展示するための方法を採用しています。

遺跡をそのまま見られる施設はなかなかないので、一見の価値ありです。

住所:〒982-0012 宮城県仙台市太白区長町南4丁目3−1
開館時間:9:00~16:45
定休日:月
入館料:一般460円
アクセス:JR長町駅より徒歩20分
駐車場:あり
公式HP:https://www.sendai-c.ed.jp/~bunkazai/~chiteinomori/

【仙台市】仙台市電保存館

現在はJRとともに地下鉄が伸びる仙台市ですが、以前は路面電車が走っていたことはご存知でしょうか。

『仙台市電保存館』は、大正末期から半世紀にわたり市民の足として親しまれ、仙台の街を走り続けてきた市電の姿を未来に伝えるための施設として運営されています。

路面電車の車体やパンタグラフ、乗車券など以前に使っていたものを見ることができ、市電が走っていた当時の仙台の様子を妄想できる場所です。

家族連れの方にも、鉄ヲタの方にもおすすめしたいのがこの『仙台市電保存館』です。

住所:〒982-0032 宮城県仙台市太白区富沢中河原2−1
開館時間:10:00~16:00
定休日:月
入館料:無料
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 富沢駅より徒歩15分
駐車場:あり
公式HP:https://www.kotsu.city.sendai.jp/shiden/

【仙台市】東北大学総合学術博物館

東北大学には、100年以上の歴史の中で様々な種類の学術資料標本類が蓄積されてきており、『東北大学総合学術博物館』はこれらの学術資料標本を保管管理するとともに、大学の最新の研究成果を地域社会に広く伝えるために運営されています。

地球生命の進化の過程、岩石鉱物、外邦図など様々なアプローチで地球や地域の歴史について学ぶことができます。

また、「東北大学総合学術博物館のすべて」シリーズと題して、仙台市科学館など外部の会場で企画展も実施しています。

200万点を超える標本資料が、東北大学の研究が社会にもたらした功績を物語っているようです。

住所:〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻青葉6−3
開館時間:10:00~16:00
定休日:月
入館料:一般150円
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 青葉山駅より徒歩3分
駐車場:あり
公式HP:http://www.museum.tohoku.ac.jp/

【多賀城市】東北歴史博物館

宮城県多賀城市にある『東北歴史博物館』は、古くは古墳時代などからの史料をもとに、東北の歴史文化について詳しく学べる博物館です。

展示を観るだけでなく来館者が参加できるコンテンツがたくさんあり、地域に根差した博物館運営をしています。

史料購読講座や古文書講座など、史料から歴史を読み解くための講座も開催しており、歴史好きにはたまらない機会です。

火おこし体験も開催しているそうで、サバイバル好きな方も興味を持つ体験ですね。

住所:〒985-0862 宮城県多賀城市高崎1丁目22−1
開館時間:9:30~17:00
定休日:月
入館料:一般460円
アクセス:JR国府多賀城駅より徒歩1分
駐車場:あり
公式HP:https://www.kotsu.city.sendai.jp/shiden/

【塩竈市】鹽竈神社博物館

国の重要文化財指定を受けた志波彦神社&鹽竈神社(宮城県塩竈市)境内にある『鹽竈神社(しおがまじんじゃ)博物館』は、鹽竈神社にかかわる歴史資料等を収集・保存するとともに、その歴史を社会へ広く伝え、教育普及に資することを目的として1965年に開館しました。

1階には武具・絵画・工芸品・古文書・典籍など、“しおがまさま”の悠久の歴史とその御神徳をもの語る貴重な文化財の数々が、2階には鹽竈神社の主祭神・塩土老翁神にゆかりある塩業や漁業に関する資料が展示されています。

鹽竈神社は”少なくとも”平安時代からの長い歴史があり、その歴史の一端を知れる貴重な場所になっています。

鹽竈神社は桜も綺麗なので、春に花見とともに博物館に訪れると、神社のまた違った魅力を知ることができるでしょう。

住所:〒985-0074 宮城県塩竈市一森山1−1
開館時間:8:30~16:30
定休日:なし
入館料:一般200円
アクセス:JR本塩釜駅より徒歩15分
駐車場:あり
公式HP:http://www.shiogamajinja.jp/museum/index.html

【松島町】宮城県松島離宮博物館

日本三景・松島に2020年に新しくオープンした「松島離宮」という施設の2階に『宮城県松島離宮博物館』という博物館があります。

世界で最も美しい湾クラブに加盟する「松島湾」の誕生秘話や東北の地形の生い立ち、さらには世界最古の魚竜類である「ウタツサウルス」の原寸大模型や化石などが展示されており、松島の美しさだけではなく歴史を伝えるために運営しています。

施設内には庭園や飲食店、ショップなどもあり、幅広い層がいろんな楽しみ方ができる施設となっています。

松島には他にも数多くの店舗が並んでいるので、松島巡りの一環として訪れていただきたい博物館です。

住所:〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島浪打浜18
開館時間:9:00~18:00
定休日:なし
入館料:一般600円
アクセス:JR松島海岸駅より徒歩3分
駐車場:あり
公式HP:http://www.shiogamajinja.jp/museum/index.html

【石巻市】石ノ森萬画館

仮面ライダーの生みの親である故・石ノ森章太郎先生は、中高生時代に出身地の宮城県登米市から自転車で2〜3時間かけて石巻市の劇場に通い、石巻を第2の故郷として親しんでいました。

そんな石ノ森先生のマンガミュージアムが石巻市にあり、子供から大人まで幅広い世代に愛される施設になっています。

仮面ライダーだけではなくサイボーグ009や 人造人間キカイダーなどの往年の作品に関する展示があり、かつ特別展では一作品(例:かいけつゾロリ)にフォーカスした展示を開催しています。

東日本大震災の津波被害を受けており、復興の過程も知ることができるので、石巻を初めて訪れる方にはぜひ観ていただきたいミュージアムです。

住所:〒986-0823 宮城県石巻市中瀬2−7
開館時間:9:00~17:00
定休日:火
入館料:一般900円
アクセス:JR石巻駅より徒歩15分
駐車場:なし
公式HP:https://www.mangattan.jp/manga/

【石巻市】石巻市博物館

かつて石巻市には「石巻文化センター」という博物館施設がありましたが、東日本大震災で津波被害を受けましたが、収蔵資料などを救出し、引き継ぐ形で2021年に『石巻市博物館』が誕生しました。

建築家の藤本壮さんが手がけた「マルホンまきあーとテラス」という文化施設の中にあり、石巻市博物館では縄文時代からの石巻の歴史や過去の人々の生活を知ることができます。

新しい博物館らしくメディアアートをフル活用しており、展示の美しさも一見の価値ありです。

マルホンまきあーとテラスでは様々なイベントが開催されているため、博物館以外にも多くを楽しんでいただきたい場所になっています。

住所:〒986-0032 宮城県石巻市開成1−8
開館時間:9:00~17:00
定休日:月
入館料:一般300円
アクセス:JR石巻駅より車で約10分
駐車場:あり
公式HP:https://makiart.jp/museum/

【登米市】石ノ森章太郎ふるさと記念館

“萬画の王様”と評される石ノ森章太郎さんの功績を称え、生まれ故郷である登米市に誕生したのが『石ノ森章太郎ふるさと記念館』。

ここでは石ノ森先生の歴史がビジュアル的に楽しく紹介されており、石ノ森先生が暮らした伝説のアパート“トキワ荘”の部屋の再現や、著名な漫画家からもらった「萬画家生活45周年」を祝う扇子などが展示されています。

また、日本中から著名な漫画家を招いた企画展も開催されています。

マンガ文化が根強い日本において、その祖とも言える石ノ森先生の記念館は必見です。

住所:〒987-0601 宮城県登米市中田町石森町132番地
開館時間:9:30~17:00
定休日:月
入館料:一般500円
アクセス:三陸道登米ICより車で約10分
駐車場:あり
公式HP:https://www.city.tome.miyagi.jp/kinenkan/index.html

【登米市】登米市歴史博物館

登米市は縄文時代からの古い歴史と文化の薫る豊かな街で、『登米市歴史博物館』では「武家文化と民衆のくらし」をテーマに、縄文時代から近世に至る郷土の歩みを概観した上で、近世における武士と庶民の文化やくらしぶりを中心に展示しています。

豊臣秀吉から拝領した甲冑など、歴史的にも価値があるものが展示されています。

歴史博物館のすぐ横にある佐沼城跡(佐沼要害跡)へ行くと、展示されているものの意味や背景がより伝わってくるでしょう。

また、市民が城跡に桜を植樹した歴史があり、登米市の桜の名所となっています。

住所:〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼内町63−20
開館時間:9:00~16:30
定休日:月
入館料:無料
アクセス:東北自動車道築館ICから車で30分
駐車場:あり
公式HP:http://www.city.tome.miyagi.jp/rekihaku/

【気仙沼市】気仙沼シャークミュージアム

最後は少し毛色を変えて、日本唯一のサメの博物館である『気仙沼シャークミュージアム』を紹介します。

「気仙沼の海と人の絆を学ぶ体感型ミュージアム」というコンセプトで、気仙沼が水揚げ量日本一である「サメ」について学べるほか、「震災の記憶」「絆」「海と生きる」の4つのゾーンそれぞれから気仙沼の過去〜現在〜未来を知ることができます。

また、同施設内には「氷の博物館」という博物館もあり、水揚げした魚介の流通に欠かせない氷について楽しく学べる場所になっています。

飲食店やショップも施設内にあり、観光客だけではなく地域の人にも愛されている施設です。

住所:〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前7−13
開館時間:9:00~17:00
定休日:なし
入館料:一般500円
アクセス:三陸道気仙沼港ICより車で約10分
駐車場:あり
公式HP:https://www.uminoichi.com/index.html

まとめ

今回は、宮城県内の博物館について紹介しました。

「博物館」と言っても施設によって展示内容やコンセプトも様々で、博物館ごとに新たな学びや発見があると思います。

興味のある博物館があったら、ぜひ足を運んでみてください。

博物館巡りをしたい方はぜひRooptで

宮城県内に展開するシェアハウス「Roopt」は、駅近などアクセスの良い立地のシェアハウスも多いため、宮城県内の博物館へも行きやすくなっています。

シェアハウスに入居して休日に博物館巡りを楽しむほか、ゲストハウスへの宿泊のような形で短期間で滞在して巡り尽くすのもおすすめです。

シェアメイトと一緒に博物館に行ったり、シェアハウスに戻って感想を共有したりするのも、シェアハウス生活の楽しさの一つです。

歴史好き、文化好きの方でRooptのシェアハウスが気になった方は、ぜひ気軽にお問合せください。

Rooptとは?

Rooptは、レトロだけど状態のいい空き家を最低限のリノベーションでシェアハウスとして再生し、人の賑わいを生み出すシェアハウスブランドの名称。

1日から入居できる、複数拠点を行き来できるなど、自由な生き方を実現できるシェアハウスです。

2023年9月時点では宮城県石巻市、東松島市、塩竈市、東京都で6物件を展開しています。

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text by. Takashi SUMIDA https://linktr.ee/sumida_world

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