美術館巡りに!宮城県内の美術館おすすめ15選を紹介 | 1日から入れるシェアハウス「Roopt」-ループト-
Rooptコラム

美術館巡りに!宮城県内の美術館おすすめ15選を紹介

日本や世界の美術作品に触れながら、自分の感性を磨いたり、心を落ち着かせたりすることができる美術館は、世代を問わず根強い人気を誇る場所です。

その場所でしか見れない作品もあるからこそ、作品やアーティストとの新たな出会いも生まれます。

美術館巡りが趣味な方、美術館に行ってみたい方のために、今回はRooptのシェアハウスを主に展開する宮城県の美術館をまとめてみました。

様々なジャンル、規模の美術館があるため、色々な美術館に足を運んでみて、自らの感性を磨く機会にしていただけると嬉しいです。

美術館の魅力

まず初めに、美術館の魅力について簡単に解説します。

①インスピレーションの源になる

美術館で芸術の魅力的な世界に触れることで、新たなインスピレーションが得られます。

日本の伝統的な美術から現代アートまで、多彩な展示物を楽しむことで、自分の感性が刺激されます。

家族や恋人と話しながら鑑賞するのも、一人で物思いにふけながら鑑賞するのもおすすめです。

②ストレスの解消

仕事や日常生活のストレスから解放される場所として、美術館は最適です。

静かな環境で美しい芸術作品を鑑賞することは、リラックスやリフレッシュの効果もあります。

仕事や日常生活のストレスから解放され、自分のペースで美術館を歩くことで気持ちが落ち着き、日々の活力も得られるでしょう。

また、美しい庭園やカフェがある美術館では、読書などをしてゆっくり過ごすのも良い休日の過ごし方ですね。

③文化とのつながり

美術館は、文化とのつながりを感じる場所でもあります。

展示物やイベントを通じて、日本の歴史や文化に触れ、理解を深めることができます。

地域の美術館ではその地域で活躍したアーティストの作品を展示することも多く、地域の魅力や美しさを再認識する機会にもなります。

宮城県内の美術館おすすめ15選

ではここから、宮城県内のおすすめの美術館を紹介していきます。

市町村ごとにまとめているので、お近くの美術館があるかどうかも含め、ぜひ見ていってください。

【仙台市】宮城県美術館

宮城県美術館は、1981(昭和56)年11月に宮城県仙台市に開館した、宮城県が運営する美術館です。

宮城県や東北地方にゆかりのある作品や、カンディンスキーやクレーなど海外作家の作品、戦後日本の絵本原画など、幅広い作品が展示されているのが特徴です。

また、2022年には「デジタル田園都市国家構想推進交付金」を活用して、所蔵品のデジタル化を進めるなど新たな試みもしています。

宮城県美術館は「観る」だけでなく「創る」こともできる美術館なので、子供達にとっても楽しい場所になっています。

※2025年まで改修工事で休館中

住所:〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34−1
開館時間:9:30~17:00
定休日:月
入館料:一般300円(常設展のみ)
アクセス:仙台市営地下鉄東西線 国際センター駅、川内駅から徒歩7分
駐車場:あり
公式HP:https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/index.html

【仙台市】カメイ美術館

『カメイ美術館』は仙台駅から徒歩圏内にあり、カメイ社会教育振興財団の事業の一環として、文化及び芸術振興に寄与し地域に貢献することを目的に開館した美術館です。

特徴的なのは「蝶」の展示が多い点で、3代目社長の亀井文蔵さんが幼少期から蝶に魅せられてきて、自ら集めてきた蝶の標本が多く展示されています。

他にもこけし、絵画、彫刻の作品が展示されており、個性のあるコレクションが観られるのが魅力の一つです。

2023年にはイベントも再開しているので、長期休みなどに家族連れで訪れるのもおすすめです。

住所:〒980-0022 宮城県仙台市青葉区五橋1丁目1−23 カメイ五橋ビル
開館時間:11:00~16:00
定休日:月
入館料:一般300円
アクセス:JR仙台駅西口から徒歩10分、仙台市地下鉄南北線 五橋駅から徒歩3分
駐車場:なし
公式HP:https://kameimuseum.or.jp/

【仙台市】東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館

『東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館』は1989年」に開館し、日本を代表する染色作家・芹沢銈介(せりざわけいすけ)さんの作品と収集品を中心に、約1万5千点の作品を所蔵しています。

静岡出身の芹沢さんですが宮城との繋がりも強く、「仙台にも陳列館を」との思いを継承して生まれた美術館で、その芸術を地域社会に広く発信しています。

着物やのれんなど、生活にまつわる作品が多く、それらから芸術と地域の繋がりも感じ取ることができます。

ちなみに、東北福祉大学の在学生や卒業生は無料で観覧できます。

住所:〒981-0943 宮城県仙台市青葉区国見1丁目8−1
開館時間:10:00~13:00
定休日:日祝
入館料:一般300円
アクセス:JR仙山線 東北福祉大前駅徒歩5分
駐車場:なし
公式HP:https://www.tfu.ac.jp/kogeikan/

【仙台市】仙台万華鏡美術館

『仙台万華鏡美術館』は文字通り様々な万華鏡を展示する美術館で、1999年に秋保温泉郷の入り口に開館しました。

「見て!触って!作れる!」がキャッチコピーで、展示を観るだけでなく実際に万華鏡に触ってみたり、オリジナルの万華鏡を作る手作り体験も実施しています。

ビーズを使った簡単な万華鏡から、天然石を使った本格的な万華鏡まで、自分の好みの万華鏡を作れるのは楽しそう。

イベントも定期開催されており、万華鏡の奥深い世界に触れられるのが魅力の美術館です。

住所:〒982-0251 宮城県仙台市太白区茂庭松場1−2
開館時間:9:30~17:00
定休日:なし
入館料:一般900円
アクセス:仙台南I.C.より約15分
駐車場:あり
公式HP:https://sendaikaleidoscope.com/

【仙台市】中本誠司現代美術館

宮城県仙台市の閑静な住宅街にある現代美術館『中本誠司現代美術館』。

「ピカソの年齢を越えて創作し続けたい。それが自分の使命なのだ。」と、現代アートに情熱を注いでいた中本誠司(なかもとせいし)さんが自ら立ち上げた個人美術館を、意思とともに受け継いで運営を続けています。

中本誠司さんだけでなく色々なアーティストの個展も開催しているなど、アーティストとの新たな出会いも生まれる場になっています。

「15×15みんなの展覧会」という公募型の展示会も2021年から開催しており、誰でも参加できる美術館として進化し続けているのです。

住所:〒981-0923 宮城県仙台市青葉区東勝山2丁目20−15
開館時間:10:00~18:00
定休日:火
入館料:無料
アクセス:JR仙山線 北仙台駅よりバス+徒歩で25分
駐車場:あり
公式HP:http://www.seishi-nakamoto.com/

【気仙沼市】リアス・アーク美術館

住所:〒988-0171 宮城県気仙沼市赤岩牧沢138−5
開館時間:9:30~17:00
定休日:月火
入館料:一般700円
アクセス:気仙沼中央I.C.より約10分
駐車場:あり
公式HP:https://rias-ark.sakura.ne.jp/2/

【登米市】登米市高倉勝子美術館 桜小路

『登米市 髙倉勝子美術館 桜小路』は、宮城県登米市出身の日本画家・髙倉勝子(たかくらかつこ)さんの作品を展示する美術館として、2009年に開館しました。

高倉さんが登米を中心とした地域で触れてきた「人情」をテーマとして、人情溢れる作品を多く制作しています。

高倉さんの「故郷の文化活動の一翼を担いたい」という想いから、『登米市 髙倉勝子美術館 桜小路』では創作活動の発表、ワークショップ、ミニコンサートなどが盛んに行われています。

広島で原爆の被害も受けながらも、登米の自然に癒されながら創作を続けてきたその生き様が、作品にも美術館にも投影されているようです。

住所:〒987-0702 宮城県登米市登米町寺池桜小路88−1
開館時間:9:00~16:30
定休日:なし
入館料:一般200円
アクセス:登米I.C.より約5分
駐車場:あり
公式HP:https://www.takakura-art.com/

【登米市】サトル・サトウ・アート・ミュージアム

『サトル・サトウ・アート・ミュージアム』は、宮城県登米市出身の造形作家サトル・サトウさんと、彼がパリ滞在で出会った仲間達により寄贈された幾何学構成的絵画のコレクションを展示する美術館です。

元小学校の校舎を改装利用し、登米市中田生涯学習センター3階に2007年に開館しました。

先述のように幾何学を感じさせる作品が特徴的で、直線や丸などシンプルな要素から、サトル・サトウさんにしか出せない世界観を醸し出しています。

入館料が無料なので、ドライブのついでなどにふらっと観に行けるのも嬉しいですね。

住所:〒987-0602 宮城県登米市中田町石森舘43 3F 中田生涯学習センタ
開館時間:9:00~17:00
定休日:月
入館料:無料
アクセス:登米I.C.より約10分
駐車場:あり
公式HP:https://www.city.tome.miyagi.jp/satorusatoartmuseum/index.html

【石巻市】海岸線の美術館

石巻市雄勝町にある『海岸線の美術館』は、震災後に建設された防潮堤へダイナミックに描いた壁画群で、2023年の今も制作が続いています。

プロデューサーの高橋窓太郎さんとアーティストの安井鷹之介さんが中心となって進めているプロジェクトで、今後何十年もかけて雄勝地域一体の壁画を『海岸線の美術館』として完成させていく構想です。

また、壁画のワンブロック(壁一枚)ごとに「壁主」と呼ばれるオーナーを募る点もユニークで、アーティストだけでなく様々な人が関わって壁画を完成させていくプロジェクトになっています。

今後何十年も続くので、定期的に観にいって、そのアップデートを楽しむのも良さそうですね。

住所:〒986-1336 宮城県石巻市雄勝町上雄勝2丁目22
開館時間:24時間観覧可能
定休日:なし
入館料:無料
アクセス:河北I.C.より約25分
駐車場:あり
公式HP:https://kaigansennobijutsukan.com/

【塩竈市】塩竈市杉村惇美術館

宮城県塩竈市の『塩竈市杉村惇美術館』は、昭和25年建造の塩竈市公民館本町分室を改装し、平成26年11月に開館した美術館です。

常設展では、戦後塩竈に居を構え、市場に水揚げされた鮮魚や風情のある港町などの風景に魅せられた洋画家・杉村惇さんの作品を数多く展示しています。

また、企画展や市民ギャラリーでは地元をはじめとした様々なアーティストの作品を観ることができ、行くたびに新しいインスピレーションが得られる場所となっています。

1951年築の建築価値を最大限活かす展示は、杉村さんの生きた歴史を感じさせます。

住所:〒985-0052 宮城県塩竈市本町8−1
開館時間:10:00~17:00
定休日:月
入館料:一般200円
アクセス:JR本塩釜駅より徒歩10分
駐車場:あり
公式HP:https://sugimurajun.shiomo.jp/

【塩竈市】菅野美術館

『菅野美術館』は、遠くに海を望める丘陵地に建てられた、宮城県塩竈市の小さな美術館です。

この菅野美術館は8点の彫刻を常設展示するための美術館で、どんな作品も展示できるようにしている一般的な美術館とは違い、建築と彫刻が不可分に結びついて、空間そのものが作品となっています。

そのほか、年に数回企画展を開催したり、コンサート、講演などを開催したりと、地域に活気ある高質の文化を発信するために運営しています。

住宅地にあり道も非常に狭いため、公共交通機関を使って訪れることをおすすめします。

住所:〒985-0042 宮城県塩竈市玉川3丁目4−15
開館時間:10:00~17:00
定休日:月火
入館料:一般300円
アクセス:JR塩釜駅より徒歩10分
駐車場:あり
公式HP:http://www.kanno-museum.jp/

【松島町】藤田喬平ガラス美術館

日本三景・松島の松島町にある『藤田喬平ガラス美術館』は、松島でもっとも景色の良い美術館として1996年に開館しました。

日本を代表するガラス造形作家・藤田喬平さんの代表作「飾筥(かざりばこ)」をはじめとして、松島の美しさとハーモニーを奏でるガラス作品を展示・販売しています。

建物も非常に美しく、ガラス張りの館内から見える外の緑や、世界の日本庭園を手掛けた造園家・中島健さんが設計した水上庭園も圧巻です。

午前中のみの開館なので、松島観光の最初に訪れるといいでしょう。

住所:〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城浜1−4
開館時間:9:30~13:00
定休日:なし
入館料:一般1200円
アクセス:JR高城町駅、松島駅より徒歩10分
駐車場:あり
公式HP:https://www.ichinobo.com/museum/

【大崎市】感覚ミュージアム

宮城県大崎市にある『感覚ミュージアム』は非常にユニークな美術館で、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚を五感を刺激する仕掛けがたくさんあります。

身の回りにあるものを使って作った創作楽器の不思議な音や、視覚以外を使って自らの感覚を再認識する「闇の森」など、普段できないような体験が多くできる場所で、子供も大人も楽しく自らの感覚に触れることができます。

ワークショップも定期開催されている他、他の美術館では手に入らないような玩具や文房具が手に入るのも、感覚ミュージアムならではの特徴です。

家族で行ってもカップルで行っても、はたまた一人で行っても存分に楽しめる美術館になっています。

住所:〒989-6434 宮城県大崎市岩出山下川原町100
開館時間:9:30~17:00
定休日:月
入館料:一般600円
アクセス:JR岩出山駅より徒歩7分
駐車場:あり
公式HP:https://www.kankaku.org/

【大崎市】中鉢美術館

先述の感覚ミュージアムの近くにある『中鉢美術館』は、日本有数の日本刀専門の美術館です。

平安〜鎌倉時代に使われた日本刀が数多く展示されており、それらから東北地方の歴史を紐解くことができる場所になっています。

他にも蕨手刀、直刀、アイヌ刀など、刀の知られざる世界を知ることができます。

先述の感覚ミュージアムの近くにあるので、一日で両方を観覧するのもおすすめです。

住所:〒989-6433 宮城県大崎市岩出山上川原町7−6
開館時間:10:00~16:00
定休日:なし
入館料:一般500円
アクセス:JR有備館駅より徒歩約1分
駐車場:あり
公式HP:https://chubachimuseum.client.jp/index.html

【大衡村】大衡村 ふるさと美術館

『大衡村 ふるさと美術館』は、大衡村出身の洋画家・故菅野廉(かんのれん)さんの作品2と多数のスケッチ、画材類等を収蔵し、その一部を1階に常設展示している美術館です。

また、2階の展示室を使って、企画展や発表展も開催されています。

代表作「収穫の秋」は、東京大空襲で一切を消失した菅野廉が、残されたインドネシアのスケッチ、パリ時代の成果、そしてふるさとの七つ森の風景をひとつの画面に溶け合わせた作品で、それを機に東北の画家として活躍されたそうです。

昭和万葉の森という森林公園の中にあり、美術鑑賞ついでに公園の中を散歩すると、清々しい気持ちで一日を送れるでしょう。

住所:〒981-3602 宮城県黒川郡大衡村大衡平林39−12
開館時間:10:00~16:00
定休日:なし
入館料:一般200円
アクセス:大衡I.C.より約25分
駐車場:あり
公式HP:http://ohira-manyo.co.jp/bizyutu.html

まとめ

今回は、宮城県内の美術館をまとめた記事を作成しました。

美術館賞が好きな方などには、この記事を参考に新たな作品との出会いをしてほしいと思っています。

また、美術館に行ったことがない方も、この中から一つでも行ってみると、自分なりの楽しみ方が見つかるかもしれません。

美術館巡りをしたい方はぜひRooptで

宮城県内に展開するシェアハウス「Roopt」は、駅周辺などアクセスの良い場所に位置する物件も多いため、美術館巡りもしやすいシェアハウスになっています。

駐車場がある物件もあり、車で宮城県内の美術館を巡るのもおすすめです。

シェアハウスの入居者と一緒に美術館に行ったり、帰ってから感想を共有するのも楽しみ方の一つです。

基本的に個室なので、絵画など美術作品を制作する方にもおすすめのシェアハウスとなっています。

Rooptとは?

Rooptは、レトロだけど状態のいい空き家を最低限のリノベーションでシェアハウスとして再生し、人の賑わいを生み出すシェアハウスブランドの名称。

1日から入居できる、複数拠点を行き来できるなど、自由な生き方を実現できるシェアハウスです。

2023年9月時点では宮城県石巻市、東松島市、塩竈市、東京都で6物件を展開しています。

〜1日から入居できる「自由な生き方応援」シェアハウス『Roopt』〜
公式サイト https://roopt.jp/
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text by. Takashi SUMIDA https://linktr.ee/sumida_world

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