宮城県の二大都市、仙台市と石巻市のほぼ中間に位置する東松島市。
東日本大震災後の再開発により家族で住まう方が増え、教育体制が充実している街でもあります。
また、東松島は東西および南北に広く、地域によって街並みや雰囲気も変わります。
本コラムでは、東松島市西部に位置する東名駅、野蒜駅、そしてシェアハウスRoopt東松島拠点の周辺のアクティビティ&観光スポットを紹介します。
学び、遊び、そしてくつろげる場所や施設がたくさんありますよ。
震災復興の今を学べる伝承館
東松島市震災復興伝承館
東松島市は、東日本大震災で被害が大きかった地域の一つ。
その記録を残し、後世に伝えるべく作られた『東松島市震災復興伝承館』は、震災の被害にあった旧野蒜(のびる)駅の駅舎を活用して運営しています。
当時使用されていた旧野蒜駅のホームや線路もそのまま残されており、ホームの電灯の1本が傾いたまま保存されています。
館内では、東松島をはじめとした宮城県内各地の震災の記録や、その後の復興の取り組みが詳しく展示されています。
震災後から今の東松島や宮城県になるまでの軌跡を知ることができるので、初めて東松島を訪れる方には一度見ていただきたい場所です。
場所:〒981-0411 宮城県東松島市野蒜北余景56−36
サイクリングコースに生まれ変わった震災の跡地
旧東名(とうな)駅
こちらは、震災まで東名駅の駅舎があった場所です。
現在の東名駅からは離れた場所にあり、『旧東名駅』の場所に立つと「こんなところに電車が走っていたのか」と不思議な気持ちになります。
ユニークなのが、元々線路が通っていた場所を舗装して、ウォーキングやサイクリングができる道にして活用している点。
晴れた日に自転車で走り抜けると気持ち良さそうですね。
場所:〒981-0414 宮城県東松島市大塚北林下39
ホッと一息つける憩いの公園
一本松公園
シェアハウスから徒歩5分ほどの場所にある、住宅街の一角に位置する『一本松公園』。
バスケットゴールやブランコ、ゆっくり座れるベンチなどがある広々とした公園です。
友達同士でボール遊びをするも良し、家族で鬼ごっこをするも良し、ゆっくりお弁当を食べるも良し、まさに憩いの場として活用できるでしょう。
場所:〒981-0413 宮城県東松島市新東名3丁目16
食事もアクティビティもアートも楽しめる、廃校を利用した複合施設
KIBOTCHA(キボッチャ)
『KIBOTCHA』は、廃校を利用して作られた複合施設です。
防災をテーマとしており、ここでは宿泊や食事も可能。
貸し出しの自転車を使って街中をサイクリングするのも気持ちよさそうですね。
また、東松島市の地域おこし協力隊の中にいる砂像彫刻家の方が中心となり、サンドアートで街を盛り上げる動きがあります。
キボッチャの外に大小さまざまなサンドアートが造られているので、訪れた際はぜひ見てみてください。
その大きさにきっと驚きますよ。
場所:〒981-0411 宮城県東松島市野蒜字 亀岡80番
東松島の贅沢空間でゆったりとした時間を楽しむ
奥松島クラブハウス
東松島市震災復興伝承館のすぐ近くにある『奥松島クラブハウス』。
「奥松島を味わう、とっておきの贅沢空間」というコンセプトどおり、いるだけで贅沢な気分を味わえる空間です。
玄関口となっているクラブハウスでは、東松島やその周辺の特産品が販売されています。
また、木を削って作られた特徴的な机や椅子もありますよ。
そこから少し歩いた場所にあるのは、盆栽庭園『EN』。
全ての盆栽が綺麗に整えられており、まるで別世界に来たような気分になります。
さらに敷地内には、つぼやき芋も売っているコーヒースタンド『のびるの茶屋』、『そば処 奥松庵』、『炭火焼海味』などさまざまな飲食店がにあります。
まさに、贅沢な時間を思う存分味わえるのがこの『奥松島クラブハウス』なのです。
場所:〒981-0411 宮城県東松島市野蒜北余景15−1
アウトドアならここ!SUPや水上ボードの案内窓口となっているカフェ&ショップ
亀岡ベース
奥松島を遊び尽くす活動基地『亀岡ベース』。
東松島でアクティビティを楽しむなら、まず訪れてほしい場所です。
黒い大きな建物がカフェ&バー『カリフォルニア食堂』で、コーヒーやお酒を楽しむことができます。
外のテントでの飲食も可能で、それぞれのテントにストーブもあるので寒さ対策もバッチリ。
奥にはドッグランのスペースもあります。
広々としたスペースで、ワンちゃんもきっと喜ぶこと間違いなし。
ショップでは、SUPボードなどのマリンアイテムの購入およびレンタルも可能です。
ビーチホッピングツアーや水上ボードツーリングなどのアクティビティコースも提供しているので、アクティビティ好きな方はぜひ亀岡ベースへ遊びに行ってみてください。
場所:〒981-0411 宮城県東松島市野蒜亀岡34−3
東松島の復興シンボルとして作られた、みんなの秘密基地
復興の森ツリーハウス
東名駅から10分ほど北方向に歩くと『復興の森ツリーハウス』が見えてきます。
世界的にも有名なツリーハウスクリエイター小林崇さんという方が手がけた「Tree Dragon」という名前のツリーハウスです。
東松島市では、津波により壊滅的な被害に遭った地元の小学校の再建にあたり、豊かな森を含めた地域の自然を活かし、その中に学びの場を創ろうというプロジェクトが立ち上がりました。
その象徴として作られたのがこのツリーハウスなのです。
まるで秘密基地のような場所で、世代に関係なくワクワクできる場所です。
場所:〒981-0411 宮城県東松島市野蒜大茂倉
塩カフェ×温泉×ホテル×医療!どんな人でも楽しめる、新しい医療施設
いろどりの丘
東名駅から、そして復興の森ツリーハウスから歩いてすぐの場所にある『いろどりの丘』。
2021年5月にオープンした施設で、中に入ってすぐの広い空間でコーヒーを飲みながらくつろぐことができます。
メニューの中には、「火が出るアイス」なんてユニークなアイスもありますよ。
新型コロナ感染対策のため、2021年12月現在はランチ・カフェのみ営業しています。
事前予約をすれば、金曜・土曜限定でディナーも楽しめちゃいます。
実はここ、おしゃれなカフェ・レストランのほかに、温泉と岩盤浴もあります。
誰でも利用可能で、地元の方も観光で来た方も楽しむことができます。
さらには宿泊も可能で、いろどりの丘では文字通り一日中過ごすことができます。
東松島に興味があり、初めて訪れるという方にはまず利用していただきたい施設です。
いろどりの丘で時間を過ごすことで、「集い、愉しみ、健康になる新たなライフスタイルの発信地」というコンセプトを実感いただけると思います。
場所: 〒981-0416 宮城県東松島市野蒜ケ丘2丁目25番2
奥松島の景色を堪能できる穴場スポット
里浦
最後は、シェアハウス・Roopt東松島新東名から陸続きで行ける宮戸島(みやとじま)にある絶景スポット『里浦』。
桟橋から一望できる奥松島の島々に、思わず見惚れてしまいます。
この宮戸島には「松島四大観 壮観・大高森」という山もあり、山頂からは奥松島のパノラマビューのほか、視界一面に広がる太平洋や野蒜海岸、石巻方面の眺望を楽しむことができます。太陽が出ている時間帯ぜひ登っていただきたい場所です。
場所:〒981-0412 宮城県東松島市宮戸東大振場
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した施設やスポットは、車はもちろん自転車でも回れるほどコンパクトにまとまっています。
また、新しいお店や施設も多く、ドライブやサイクリングをしながら眺めるだけでも楽しいでしょう。
体を動かすのが好きな方、お店巡りが好きな方など、ぜひ東松島へのお引っ越し・移住を検討してみてくださいね。
【宮城県に6拠点展開】ふらっと入れて、好きなだけ住めるシェアハウス。
もし、場所や時間に縛られずに、自分のペースで生活したいと思っているなら、Rooptのシェアハウスがぴったりです。
Rooptは、株式会社巻組が提供するシェアハウスのブランドの名称で、2024年7月時点では宮城県石巻市、東松島市、塩竈市、東京都で7物件を展開しています。
- 1日単位で短期から長期まで契約期間も自由に選べる!
- 家具家電付きだから、すぐに住める!
- 敷金・礼金・保証金・途中違約金 0円!
- 入居手続きはオンライン完結も可能!
まさに柔軟な暮らしの実現が可能です。温かなコミュニティがあなたを迎え入れます。誰かと一緒に過ごす安心感や、新しい仲間との出会いが、毎日の暮らしに彩りを添えてくれるでしょう。
Rooptのシェアハウスの詳細はこちらからご覧ください!
text by. Takashi SUMIDA https://linktr.ee/sumida_world