【シーカヤック】石巻の海を五感で味わう『なかのカヤック』 体験レポート | 1日から入れるシェアハウス「Roopt」-ループト-
Rooptコラム

【シーカヤック】石巻の海を五感で味わう『なかのカヤック』 体験レポート

Rooptのシェアハウスは宮城県の沿岸地域にある物件が多く、海の幸を味わう他にも多くのマリンアクティビティを楽しむことができます。
Rooptの入居者や滞在者の皆さんにも、ぜひ宮城のマリンアクティビティを楽しんでいただきたいと思っています。
その中から今回は、石巻市でのシーカヤックの体験記事をお届けします!

海と山両方の魅力が詰まった牡鹿半島で、シーカヤックプログラムを提供する『なかのカヤック』さんのガイドで体験してきました。
筆者はこの時まだ2回目のシーカヤックで、ガイドをしてもらったのは初めてでした。
シーカヤックに馴染みがない筆者だからこそ感じることができた”新鮮な”楽しさを、このレポートにてお届けします!
「石巻の海はどんな海なんだろう?」という視点でも読み進めていただけると嬉しいです。

なかのカヤックについて

体験レポートの前に、『なかのカヤック』についての紹介です。

『なかのカヤック』では、代表の中野可菜さんのガイドでシーカヤックのプログラムを提供しています。
初心者から参加できる半日・一日体験、経験者向けのツアー、家族向けの貸切プログラムなど様々なニーズに応えたプランがあります。

また、『なかのカヤック』は日本セーフティパドリング協会(JSPA)の公認スクールでもあります。
「シーカヤックに初チャレンジ!」というはじめての方も「ちょこっと漕いだことがあるよ!」という初級者の方も安心してご参加いただけます。

なかのカヤック公式HP

今回の舞台は牡鹿半島・荻浜

今回のシーカヤック体験は、石巻市南東部に位置する牡鹿半島の荻浜(おぎのはま)で実施されました。
荻浜が入江であることから、波が穏やかでシーカヤックに適した場所の一つです。
2017年より開催されているアートフェスティバル『Reborn-Art Festival』の象徴である白い鹿のオブジェ『White Deer Oshika』もここ荻浜に展示されています。

White Deer Oshika

出艇前の準備(道具の使い方の説明等)

最初に、道具の説明やカヤックの漕ぎ方などを説明していただきました。
ウェットスーツやマリンシューズもこのタイミングでレンタルしてくれるので、初めてで道具を持っていない方も安心ですね。
※レンタルは要予約です

レンタルできるマリンシューズ

海に入る前にカヤックの乗り方や脱出の仕方、パドル(水をかく棒)を使った漕ぎ方のレクチャーを陸上で行い、飲み物や貴重品を所定の位置にセットして準備完了。
浅瀬で少しだけカヤック操作の練習をしていよいよ出発です。

カヤック内部で足を固定する位置を調整

筆者が個人的に感銘を受けたのが、カヤックの収納の機能性でした。
飲み物を紐で固定できたり、スマートフォンなどをドライバック(防水の袋)に入れた上で隠し穴みたいな穴に蓋をして収納できたりと、素人目線からして「便利にできているな」と感じました。

ドライバック

収納用の穴とドリンクを固定する紐

いざ出艇!

中野さんのガイドに従い、カヤックを漕ぎ進めていきました。
本記事のタイトルに「石巻の海を五感で味わう」と書きましたが、読み進めるとその意味が伝わってくると思います。

まず感じるのが「波」と「風」。
少しの波や風だけでもカヤックの向きが変わるのがわかりますし、パドルをうまく操作して波や風に負けずに進んでいくのも楽しさの一つです。
物理学の実験をしているような気持ちでした。

漕ぎ進めると、牡鹿半島の自然が目に飛び込んできます。
海を見ると海藻や小魚を肉眼で見ることができ、山を見ると木々や岩肌などの壮大な景色を見ることができます。
中野さんが海藻の種類や海産物の養殖の方法、岩肌の形状の理由などを解説してくれますし、「この海藻はなんですか?」など質問すると丁寧に答えてくれるので、勉強にもなる有意義な時間でした。

ちなみに石巻は獣害も多く、特に牡鹿半島ではニホンジカが多く生息していて草や木々の芽を食べ散らかしており、シカによる深刻な食害の現状がよくわかる機会でもありました。

1時間ほど漕いだ後、先述の『White Deer Oshika』が展示されているビーチで一時休憩。
そこで中野さんが石巻に移住した理由やカヤックにまつわる話など多くの話を聞くことができ、交流が深まる時間にもなりました。
コーヒー好きの中野さんがその場でコーヒー豆を挽いて淹れたコーヒーは、心地よい疲れも相まって格別の一言です。

しっかり休憩が取れたところで再び漕ぎ始め、筆者の体力も有り余っていたため、荻浜全体をぐるりと回って出発地点へ戻ることに。
中野さんの知り合いの漁師さんが漁の準備をする様子が見れたりと、浜の暮らしを垣間見ることができました。
かつ、陸路では行けないような浜や森もたくさん見ることができ、ちょっと得をした気分でした。

出発地点に戻り、準備も含め3時間にわたる充実の体験が終了!
あっという間の3時間で、「次は一日コースも体験してみたいな」と思えたほどです。

中野さん的シーカヤックの推しポイント

この体験の途中で、中野さんにシーカヤックの推しポイント(=魅力)を聞いてみると、以下3点を教えてくれました。
この3点は、筆者も体験する中で実感したことですし、読者の皆さんにもぜひ感じていただきたいことでもあります。

①年齢性別問わず楽しめる
筆者もやってみてわかったのですが、思ったよりも難しい技術を必要とせず、少ない力で漕ぎ進められるので、老若男女誰でも楽しむことができます。
1人ではもちろんのこと、友達同士や家族で楽しむこともできるのが魅力です。

②自分の力で目的地に到達する達成感がある
ゆっくりながら、気づけばかなりの距離を漕いでいて、「ここまで自分で漕いで来たんだ」という達成感を味わうことができます。
陸路では行けないような場所に行けるのも、その達成感の要因になっていそうですね。

③会話も弾みリフレッシュにもなる
サイクリングやツーリングなど速いスポーツと違って、ゆっくり漕いだり休憩を挟んだりするため、会話が弾みやすくなります。
海が穏やかな時は波音もなく本当に静かなので、多少距離が離れていてもしっかりコミュニケーションを取ることができます。

筆者の感想

今回なかのカヤックさんのシーカヤックを体験させていただき、マリンアクティビティの枠を越えた充実した時間を過ごすことができたと感じています。
自然に目を向けられたり会話が弾んだりと、タイトルにもある「五感で味わう」がピッタリの体験です。
本記事を読んで興味を持った方は、ぜひ「なかのカヤック」で検索してみてください!

シーカヤック時の宿泊はぜひRooptで

宮城県内に展開するシェアハウス「Roopt」では、シェアハウスとしての入居の他、宿泊や短期滞在も受け入れています。
1泊からの宿泊や、1週間や1ヶ月という個人のライフスタイルに合わせた短期滞在も可能です。
夏だけの滞在なども大歓迎ですので、興味のある方はぜひ気軽にお問い合わせください!

お問い合わせはこちらから

Roopt塩竈海岸通
Roopt東松島新東名
Roopt石巻泉町-OGAWA-

Rooptとは?

Rooptは、レトロだけど状態のいい空き家を最低限のリノベーションでシェアハウスとして再生し、人の賑わいを生み出すシェアハウスブランドの名称。1日から入居できる、複数拠点を行き来できるなど、自由な生き方を実現できるシェアハウスです。2022年4月時点では宮城県石巻市、東松島市、塩竈市の3拠点で展開しています。

〜1日から入居できる「自由な生き方応援」シェアハウス『Roopt』〜
公式サイト https://roopt.jp/
Instagram https://www.instagram.com/roopt_sharehouse/
Facebookページ https://www.facebook.com/roopt.sharehouse


text by. Takashi SUMIDA https://linktr.ee/sumida_world

RELATED

PAGE TOP