【レポート】シェアハウス生活で自分の知らない世界を知る!「シェアハウスで妄想」Roopt塩竈海岸通編(2022/04/22開催)
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2022.06.15

【レポート】シェアハウス生活で自分の知らない世界を知る!「シェアハウスで妄想」Roopt塩竈海岸通編(2022/04/22開催)


レトロ物件を活用したシェアハウス『Roopt』で、大家とゲストが一緒になって「あんなコトができたらいいな」「こんなモノがあったらいいな」と楽しい暮らし方を好き勝手に妄想するトークイベント「シェアハウスで妄想」。 塩竈海岸通編の第2回となる今回は、塩竈市出身で現在も塩竈を拠点にアート活動をおこなう千田優太(ちだゆうた)さんを招き、塩竈でのシェアハウス生活についてあれこれ妄想してみました。

今回は、千田さんのこれまでの”波乱万丈な”人生について深堀りしつつ、シェアハウス生活の意義や塩竈生活の楽しさについて語る会となりました。 終始笑いの絶えない明るい雰囲気で、かつ「シェアハウスっていいなあ」「シェアハウスで生活してみたい」と思えるようなアツい話も生まれたので、ぜひ楽しみにして読み進めてみてください。

ゲスト情報

千田優太さん/一般社団法人アーツグラウンド東北代表理事

1980年宮城県塩竈市生まれ。アートコーディネーター・パフォーマー。宮城教育大学卒業。2011年〜2014年ART Revival Connection TOHOKU(現ARCT)事務局を経て、2015年に同代表を歴任。2014〜2018年『三陸国際芸術祭』フェスティバルマネージャー。2016年『一般社団法人アーツグラウンド東北』設立。小学校教諭・コンテンポラリーダンスの経験を活かし、東北における地域と舞台芸術のための企画・制作を行なう。

Roopt塩竈海岸通ってどんなところ?

まず、今回の”妄想”の舞台となるRoopt塩竈海岸通について簡単に紹介します。

Roopt塩竈海岸通は、仙台駅から電車や車で30分ほど、JR仙石線本塩釜駅から徒歩1分の距離にある4階建のシェアハウスです。2階に共用スペースと民泊用の部屋があり、3階と4階にシェアハウス用の個室が計5部屋あります。階段の段差を生かした本棚がある、天井をトリコロール色に塗る、リノベーションによって廃材となった畳を壁に埋め込むなど、塩竈の「アートな」雰囲気に触れられる場所となっています。

Roopt塩竈海岸通について詳しく知りたい方は、こちらのシェアハウス情報のページをご覧ください。

Roopt塩竈海岸通

イベント内容まとめ

東京から塩竈に帰る予定がそのままホンジュラスへ直行

渡邊 :千田さんは仙台出身で小中学校は塩竈で過ごされた後、そこから海外生活を経験されたんですよね。

千田 :はい、中学校の時に1年間の交換留学でドイツに行き、男の子が3人いる家庭にホームステイで入りました。でも周りからドイツ語しか聞こえてこないことが嫌になってホームシックになり、ドイツ語を聞きたくないから起きても二度寝するような生活でした。ステイ先のファミリーも「よく寝る子だな」と思っていたでしょうね(笑)。

渡邊 :いきなり面白いですね(笑)。

千田 :その後ドイツ生活に慣れていったのはよかったのですが、逆に日本語に全く触れなくなって、半年が経った頃に日本人と話したときに日本語が出てこなかったのは衝撃でした(笑)。

渡邊 :そんな色々あったドイツ生活の後は日本に戻ってきたんですよね。

千田 :地元の高校を出て大学は宮城教育大学に入り、その後は東京で小学校の先生をしていました。大学では男子寮に住んでいて、東京でも友人とシェアハウスをしていたので、思えば家族以外の誰かと生活する時間が長かったですね。

渡邊 :シェア生活については後ほど詳しく聞かせてください。今はアート文脈で活動されているので、小学校の先生というのが少し意外でした。これにはどのような理由があったんですか?

千田 :実は、小学校の先生をしたのは資金集めのためでした。

渡邊 :資金集めと言いますと?

千田 :仙台に行きつけの居酒屋があって、そこに演劇関係者など面白い方がよく集まっていたんですよ。その空気感が好きになって、「僕もこんなお店を作りたい!」という夢を描いたのですが、何せ資金が必要で。だから、5年くらい小学校の先生をしてお金を貯めて、その後5年くらいどこかのお店で修行してから開業、という計画を立てたのです。

渡邊 :そんな計画があったのですね!5年の計画が、実際は3年で退職されたということですが。

千田 :周りの先生方を見ていると、3年を越えたあたりから重要なポジションを任されるようになっていて、「5年も続けていると簡単には辞められなさそうだな」と思い3年を区切りに退職しました。同時に友人とのシェアハウスも解散することになり、当時お金がなかったので実家に帰ることにしたのですが、結果実家には帰らずそのままホンジュラスに行くことになったんです(笑)。

渡邊 :これまたすごいところに(笑)。

千田 :母がちょうどダンス作品の創作のためにホンジュラスに行っていて、「創作を手伝ってほしいからこっちに来てくれ」と。次にやることも決まってなかったし、シェアハウス生活で所持品も少なかったので、不要な荷物だけ実家に送って僕はそのままホンジュラスに行った、という流れです。

渡邊 :ちなみにその荷物は誰が受け取ってくれたんですか?

千田 :どうなったんでしょうね、いまだにわかりません(笑)。

自分が辛いときに誰かがそばにいる有り難さ

渡邊 :ホンジュラスはやっぱり日本とは全然違う環境でしたか?

千田 :はい、特に治安が全然違いました。例えば、外を歩くと危険なので2ヶ月の滞在のほとんどがタクシー移動だったり、普通のお店に拳銃用ロッカーがあったり。日本と違ってホンジュラスは拳銃が流通している国なので、そのギャップに驚かされました。

渡邊 :行ったことがないとなかなか想像できませんね…。以前滞在していたドイツでも印象的な出来事はありましたか?

千田 :クリスマスの日は忘れもしないですね。日本では大人が子供にプレゼントを渡すのが通例ですが、ドイツでは家族それぞれが全員分のプレゼントを用意して渡すんですよ。当然僕は知らなかったので、僕だけプレゼントを持って来ずにただもらうだけになってしまい、かなり恥ずかしかったです(笑)。

渡邊 :それは耐えられない(笑)。

千田 :他にも、16歳からお酒やタバコがOKだったり、政治への関心が強かったりと、日本との違いを感じる瞬間が随所にありましたね。このように、「一緒に住んでみないとわからない違いもたくさんある」ということを学んだのが、海外生活の大きな収穫だったと思います。

渡邊 :海外生活のような「他人は違って当たり前」というスタンスは、もしかしたらシェア生活や家族生活でも大事かもしれませんね。

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