【レポート】シェアハウスが観光案内所に!?「シェアハウスで妄想」Roopt塩竈海岸通編(2022/03/22開催)
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2022.06.12

【レポート】シェアハウスが観光案内所に!?「シェアハウスで妄想」Roopt塩竈海岸通編(2022/03/22開催)


レトロ物件を活用したシェアハウス『Roopt』で、大家とゲストが一緒になって「あんなコトができたらいいな」「こんなモノがあったらいいな」と楽しい暮らし方を好き勝手に妄想するトークイベント「シェアハウスで妄想」。 塩竈海岸通編の第1回となる今回は、仙台を中心にコミュニティ作りなどの活動をされている桃生和成(ものうかずなり)さんを招き、イベント参加者と一緒にRoopt塩竈海岸通や塩竈市での生活についてあれこれ妄想してみました。

メディアやコミュニティに精通されている桃生さんならではのアイデアも多く、会場全体がワクワクした会となりました。 港町情緒溢れる塩竈の街でどんな暮らしができるのか、読者の皆さんもぜひ妄想しながら読んでみてください。

ゲスト情報

桃生和成さん/一般社団法人Granny Rideto代表理事

1982年仙台市生まれ、いわき市育ち。宮城大学大学院事業構想学科空間デザイン領域博士前期課程修了。2008年、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター入職。多賀城市市民活動サポートセンター長を務めたのち、2016年退職。同年、一般社団法人Granny Ridetoを立ち上げ。利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumikiディレクター(2016年~)、シェア型複合施設THE6ディレクター(2016年~)、東北文化学園大学非常勤講師(2018年~)。『復興から学ぶ市民参加型のまちづくりー中間支援とネットワーキングー』(創成社・2018年)共著。東北の日常をおもしろく、をテーマにしたつれづれ団の団長としても活動。

Roopt塩竈海岸通ってどんなところ?

まず、今回の”妄想”の舞台となるRoopt塩竈海岸通について簡単に紹介します。

Roopt塩竈海岸通は、仙台駅から電車や車で30分ほど、JR仙石線本塩釜駅から徒歩1分の距離にある4階建のシェアハウスです。2階に共用スペースと民泊用の部屋があり、3階と4階にシェアハウス用の個室が計5部屋あります。階段の段差を生かした本棚がある、天井をトリコロール色に塗る、リノベーションによって廃材となった畳を壁に埋め込むなど、塩竈の「アートな」雰囲気に触れられる場所となっています。

Roopt塩竈海岸通について詳しく知りたい方は、こちらのシェアハウス情報のページをご覧ください。

Roopt塩竈海岸通

イベント内容まとめ

イベントの前半のトークセッションは、「Roopt」シェアハウスのオーナーである株式会社巻組代表取締役・渡邊享子がモデレーターとなり、ゲストの桃生さんに質問していく形で進んでいきました。

入居者間で自発的に生まれるコミュニティ

まず初めに、仙台周辺のコワーキングスペース情報や、桃生さん自身が関わり運営しているコミュニティのこと等について聞いていきました。

渡邊 :桃生さんといえば、THE6(仙台市のシェアオフィス、コワーキングスペース)などの場の運営のイメージが強いのですが、そういう仕事を始めたきっかけを教えてください。

桃生 :THE6が立ち上がった当時、運営する会社に「施工をするのは得意だけど、入居者同士のコミュニケーションを生み出すのは得意じゃない」という課題があり、「場を運営する人がいてほしい」とお声がけいただいたのがきっかけです。NPO時代に公共施設の運営をしていた経験を生かして、場の賑やかしなどをおこなうようになりました。

渡邊 :拠点によって入居する人も様々だと思いますが、そもそも「シェア」の意義はどんなところにあると思いますか?

桃生 :もちろん家賃が安く住むなど経済的なメリットもありますが、それよりも今まではなかった新しい価値が生まれることが大きいですね。

渡邊 :少し具体的に教えていただけますか?

桃生 :例えば、看板を新しく作りたい企業がデザイナーを探している場合。普段は接点がなくても、シェアオフィスだからこそ出会えることもありますよね。そして、お互いまだ認知していなくても、そこを繋ぎ合わせることで、仕事の受発注や新しいプロジェクトなどが生まれたりしていきます。そこがシェアの大きな価値であると考えています。

渡邊 :やはり、人が魅力になるんですかね。

桃生 :そうですね。ハードが整っているだけでは魅力になりづらくて、「どんな人がいるか」がわかった方が人も集まりやすいし安心感につながると思います。

渡邊 :Rooptでも同じことが言えるかもしれませんね。桃生さんがこれまで運営してきた中で、面白かった出来事とかありましたか?

桃生 :ありましたよ。THE6の入居者にケーキを作るのが好きな人がいたんですけど、その人がいつの間にか町内会との繋がりを作っていて、町のお祭りに出店することになった、とか。THE6がある地域のローカルマップを入居者同士で作って、その過程で周辺のお店との関係性が生まれていく、とか。

渡邊 :入居者が主体的に地域と繋がっていくのはすごいですね!

駅から徒歩1分だからこその”妄想”

渡邊 :本題の「シェアハウスで妄想」の話をしましょうか。塩竈にも頻繁に出入りされていると思いますが、桃生さん目線の塩竈の面白スポットを聞きたいです。

桃生 :たくさんありますよ。市有形文化財に指定されている美術館「塩竈市杉村惇美術館」や『月間漫画ガロ』という漫画雑誌の編集長を務めていた長井勝一さんを称えた「長井勝一漫画美術館」といった文化的な施設があったり、宮城の名酒『浦霞』を試飲できる酒造もあったりします。

渡邊 :塩竈は文化的な場所が多いですよね。

桃生 :そうなんですよ。実は塩竈は俳句も有名で、『俳句の会』という団体で有名な俳人である渡辺誠一郎さん(塩竈出身)に教わって、泣きながら俳句を書いていました(笑)。

渡邊 :愛のある指導を受けていたんですね(笑)。そんな塩竈の文化にも詳しい桃生さんが仮にRoopt塩竈海岸通に住むとしたら、どんなことをやってみたいですか?

桃生 :駅から徒歩1分という立地を生かして、「勝手に観光協会」みたいなことをやってもいいですね。

渡邊 :勝手に観光協会…?

桃生 :例えば、入居者が好きな周辺のお店を「このお菓子のこういうところが好きです」と入居者自身の目線で紹介する偏愛マップを作って、かつ本塩釜駅を利用する人にもオープンな場所にしますと。そうすることで、地元の方や観光客との繋がりもできて、観光案内所みたいなことができると思います。なので、動画やデザイン、文章などクリエイティブ系の人が入居すると面白いかもしれません。

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