葉山の夏は、毎週末どこかで太鼓が鳴っています。
観光地の夏祭りというより、町内会の祭りです。神社の境内にやぐらが立ち、小学校の校庭に屋台が並び、地元の子どもたちが浴衣で走り回る。旅行者のために用意されたものではないぶん、この町が普段どんな顔をしているかが、いちばんよく見える時間でもあります。
2026年の8月から9月にかけて、葉山とそのまわりで開かれるお祭りをまとめました。
| 日付 | お祭り | 場所 |
|---|---|---|
| 8月1日(土)・2日(日) | 一色の盆踊り | 一色小学校 校庭 |
| 8月13日(木) | 森戸の浜の盆踊り | 森戸海岸 |
| 8月14日(金)〜16日(日) | 杉山神社 例大祭 | 杉山神社(上山口) |
| 8月22日(土)・23日(日) | 下山口 神明社 例大祭 | 神明社(下山口) |
| 8月29日(土) | 逗子海岸 海まつり | 逗子海岸 |
森戸の浜の盆踊りは、砂浜にやぐらが立ちます。海に沈む夕日と、その向こうの富士山を背にして踊る。葉山の夏でいちばん絵になる夜のひとつです。Roopt葉山森戸からは徒歩3分、宿を出てすぐの砂浜が会場になります。
同じ盆踊りでも、杉山神社はまったく表情が違います。こちらは棚田の集落の氏神さま。五穀豊穣と食の神さまが祀られていて、わたやの棚田散策でも立ち寄る神社です。14日の夜に盆踊り、15日・16日が例大祭。海側の華やかさとは対照的な、静かな祭りです。わたやからは歩いて2分。
葉山が「海の町」だけではないことが、この2つを並べて見るとよくわかります。
なお、例年8月16日の夜には森戸海岸で灯籠流しが行われています。2026年の実施と時間は、葉山町観光協会の告知でご確認ください。
葉山の花火は、2026年は7月22日(一色海岸)と7月24日(森戸海岸)に開かれ、すでに終わっています。
ひとつ、知っておいていただきたい経緯があります。かつての「葉山海岸花火大会」は休止となり、2025年から「葉山海岸HANABI」という形に変わりました。以前は一色・森戸の2会場で同じ日に上がっていたものが、いまは日を分けての開催です。昔の名前で調べると情報にたどり着けないことがあるので、お探しの際は新しい名前で。
2026年は一色会場で約480発、森戸会場で約610発。時間は19時30分から10分間と短いのですが、そのぶん密度があります。次は2027年の7月下旬の見込みです。日程が出たら周辺のイベントのページで随時更新します。
夏が終わっても、葉山の祭りは終わりません。9月は神社の例大祭が続きます。
森戸大明神の例大祭は9月7日(月)・8日(火)。町内の神輿が海に向かい、浜降りが行われます。担ぎ手ごと海に入っていく、葉山の夏をしめくくる行事です。参道には出店が並びます。
森山神社の例大祭は9月26日(土)が宵祭、27日(日)が本祭。1250年以上の歴史があるとされる、葉山でもっとも古い社です。本宮では八乙女の神事が奉納されます。お水取りに始まる世計り神事は、町の無形民俗文化財に認定されています。
海外からのお客さまに「日本の祭りに行ってみたい」と言われることがあります。
葉山の町内の祭りは、案内も看板も日本語だけです。それでも私たちがおすすめするのは、盆踊りは見よう見まねで輪に入れるからです。説明を聞かなくても、周りの人の手つきを見ていれば10分で踊れます。屋台の焼きそばもかき氷も、指をさせば買えます。
観光客向けに整えられていない祭りに、旅行者としてではなく「たまたま来た人」として混ざる。それがいちばん記憶に残る、というお客さまは少なくありません。
Roopt の各宿から、それぞれのお祭りまでどのくらいかかるか、これから1年ぶんの予定とあわせて周辺のイベントのページにまとめています。滞在の日程を決めるときに、のぞいてみてください。
町の祭りは、その町がどんな場所かを、パンフレットよりずっと正直に教えてくれます。
FIND YOUR STAY