
ゲストハウスを開きたい方必見!空き家を活用したゲストハウスの事例6選



コロナ禍も落ち着きを見せ、国内外ともに旅行需要が回復してきています。
特にコロナ明け元年ともなった2023年は、久しぶりに旅行に行った方も多いのではないでしょうか。
また、旅行者の受け入れをやりたい方も増えてきており、ゲストハウス開業を志す方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そんな方にぜひ検討いただきたい「空き家を活用したゲストハウス開業」について記事を書いていきます。
経済的にメリットがあるだけではなく、その空き家が持つストーリーも含めた魅力的なゲストハウスを開くことができると考えています。
「将来ゲストハウスをやってみたい!」と少しでも考えている方は、ぜひ読んでみてください。
ゲストハウスは、宿泊施設の一種であり、伝統的なホテルやリゾートとは異なる、独自の魅力を持つ宿泊施設です。
純粋な旅行だけではなく、地域との交流を求めて泊まる人や、アドレスホッパーのように各地を転々とするために泊まる方もいて、個性豊かな旅行者が集まることが多くなっています。
ゲストハウスには、以下のような特徴があります。
オーナーがゲストや地域住民との交流を大切にしているため、アットホームな空気が生まれるのが特徴です。
初めて宿泊する人でも、コミュニティに暖かく歓迎してもらえます。
多くのゲストハウスは、リーズナブルな価格で宿泊ができるため、予算に制約のある旅行者にとって魅力的な選択肢となっています。
プライバシーを重視した個室に宿泊できる場合も多く、さまざまな種類の部屋に泊まることができます。
観光スポットや地域コミュニティ拠点の近くにある場合が多く、その地域の魅力を身近に感じられるのが特徴の一つです。
ホテルなどの宿泊にはない、地元の郷土料理やカルチャーに触れ、地域の人々と交流しながらより深く旅を楽しむことができます。
共用キッチン、ラウンジ、無料Wi-Fiなど、宿泊者が心地よく過ごせる設備がととのっています。
長期で滞在する方もいるため、生活が不便なくできる設計になっている場合が多いです。
他の旅行者との出会いが、ゲストハウス滞在の醍醐味の一つです。
旅先で仲良くなり、また別の旅先で再会することも多く、ゲストハウスに滞在するうちに旅仲間がどんどん増えていきます。
次に、空き家を活用してゲストハウスを開業する魅力やメリットについて紹介します。
読者によっては、もしかしたら意外に思う点があるかもしれません。
多くの方がイメージすると思いますが、新築でゲストハウスを建てる場合と比べてコストを抑えられるのが最大のメリット。
物件取得費用と改修費用を合わせても、新築で建てるよりも安価で済むケースが多いです。
空き家を賃貸して活用するという選択肢もあり、一括買取よりもリスクが低く始めることも可能になります。
また、自治体によっては空き家活用の補助金もあるため、うまく活用すれば開業までのコストをぐんと下げることもできます。
空き家の状態や改修後の展望にもよりますが、空き家の間取りを変えずに活用したり、棚や扉などをそのまま活用したりすることで、設計や工事の手間を減らすことも可能です。
状態の良い空き家の場合、掃除や片付けをするだけですぐに活用できるケースもあります。
これは意外かもしれませんが、地域コミュニティに入りやすくなるというメリットもあります。
リノベーションをしていると地域住民が声をかけてくれたり、空き家の大家さんがコミュニティを紹介してくれたりします。
空き家自体にも歴史があるため、空き家の活用はその歴史を引き継ぐことになり、それを喜んでくれる方も少なくありません。
ではここから、日本全国の空き家を活用したゲストハウスの事例7選を紹介します。
それぞれに個性があるので、一つずつじっくり見ていってくれると嬉しいです。
北海道南部の八雲町にあるのは、日本らしい和の雰囲気が感じられるゲストハウス『SENTŌ』。
名前でイメージできるように、『SENTŌ』は古い銭湯を改築したゲストハウスで、歴史はなんと大正時代にまで遡ります。
ドミトリーと個室の両方があり、畳張りの共有ラウンジでは落ち着いて過ごすことができます。
農業や酪農の体験ができたり、銭湯そのものを改築したレストランでご飯を食べれたりと、地域と物件の歴史と魅力を存分に味わえるゲストハウスです。
住所:〒049-3112 北海道二海郡八雲町末広町30 アクセス:JR八雲駅より徒歩10分 駐車場:あり URL: https://yakumo-village.com/guesthouse/
この投稿をInstagramで見る Guesthouse & Cafe SENTŌ 【北海道八雲町】(@sento_kominka)がシェアした投稿
岩手県遠野市の『小上がりと裏庭と道具 U(以下U)」は、Next Commons Lab 遠野が運営するゲストハウス兼地域のシェアスペースです。
民家をリノベーションした2階のゲストハウスは、完全個室で居心地が良く、長期滞在等の生活拠点にもピッタリ。
は月額3000円で誰でも使用することができ、貸切利用でイベントが実施されていることも少なくありません。
Uの公式HPに「Uができるまで」のページもあり、リノベーションの過程も記録されているので、空き家を活用してゲストハウスを始めたい方は要チェックです。
住所:〒028-0523 岩手県遠野市中央通り5−32
アクセス:JR遠野駅より徒歩5分
駐車場:なし
宮城県気仙沼市の『SLOW HOUSE』は2022年にオープンしたゲストハウスで、「スローライフ」をコンセプトにゲストを暖かく迎え入れています。
空き家の改修資金はクラウドファンディングで集め、かつDIYで改修しています。
ゲストハウスのカフェスペースでゲストも地域の方も集まって朝食を取るなど、地域に開かれたゲストハウスとして人気を集めています。
SLOW HOUSEのInstagramの投稿が個性的で面白いので、そちらもチェックしてみてください。
住所:〒988-0026 宮城県気仙沼市幸町1丁目3−3
駐車場:あり
アクセス:気仙沼港インターチェンジから車で5分
公式HP:https://slowhouse.mystrikingly.com/
岡山県津山市にある『INN-SECT』は、、カフェ・ゲストハウス・コワーキングスペースという、地元のIT企業が運営する複合施設です。
地元の信用金庫跡の建物を活用しており、2階部分がゲストハウスになっています。
2段ベッドタイプのドミトリーと半個室のキャビンがあり、一室貸切でも利用できます。
1階のカフェでは様々なイベントが開催されており、地域に開かれた施設として人気を博しています。
住所:〒708-0024 岡山県津山市二階町29
駐車場:なし
アクセス:JR津山駅より徒歩10分
『瀬戸内ワークスレジデンス GATE(以下GATE)』は、「仕事(役割)」と「住まい」と「コミュニティ」を提供する場として香川県三豊市にオープンした施設です。
ゲストハウスとして宿泊するだけではなく賃貸物件として住むことができ、まずGATEに滞在することで地域の仕事にもコミュニティにもアクセスできる、というメリットがあります。
実際、お試し移住の形でGATEに短期入居した方が三豊市へ移住したケースが近年増えています。
地域企業のコワーキングスペースとしても活用されており、旅行者・入居者・地域住民がフラットに交流できる、まさに「地域コミュニティ拠点」となっています。
住所:〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙282−10
アクセス:JR観音寺駅よりバスで15分
駐車場:あり
瀬戸内の穏やかな海に面した、愛媛県八幡浜市の『コダテル』は、空き家となった2階建の民家をリノベーションして活用している施設です。
1階部分のコワーキングスペースは、地域住民が通って使用している他、地域の子供が学ぶ場としても活用しており、プログラミング教室も実施しています。
2階部分がゲストハウスで、個室での滞在の他間仕切りを外して合宿のような形でも宿泊できます。
「みんなで企てるヒミツキチ」がコンセプトとなっており、地域の方も旅行者も集まって、日々楽しそうな「企て」が生まれています。
住所:〒796-0001 愛媛県八幡浜市向灘2187
駐車場:あり
アクセス:JR八幡浜駅より徒歩25分
空き家をリノベーションして活用するRooptにも、ゲストハウスが多くあります。
本記事ではそんなRooptの事例も紹介していきます。
宮城県石巻市に2020年にオープンした『OGAWA』は、空き家となった一軒家と土地を取得し、リノベーションしてゲストハウスとして運営しています。
築約70年(2023年現在)の一軒家をミニマムなリノベーションで再生し、かつゲストハウスとしての機能をしっかりと担保しています。
リノベーション中に出た廃材を活用して机を作ったりと、「あるものは使う」精神が体現されたゲストハウスでもあります。
石巻市街地に近く、特に夏季は団体利用で人気のゲストハウスとなっています。
住所:〒986-0832 宮城県石巻市泉町1丁目2−2
チェックイン:17:00
チェックアウト:10:00
駐車場:なし
アクセス:JR石巻駅から徒歩15分
公式HP:https://roopt.jp/stay/ishinomaki-izumicho_ogawa/
Roopt石巻日和が丘は、シェアハウスの一室をゲストルームとして活用している、シェアハウスとゲストハウスのミックス型で運営しています。
保険会社の旧社員寮を活用した物件で、その名残を残しつつも、居室やゲストルームは綺麗にリノベーションしています。
シェアハウスとゲストハウスのミックス型にすることで、清掃の意識が高まりシェアハウスも綺麗に保たれ、ゲストにとっても交流の機会となるため、双方にとってメリットのある形態となっています。
石巻市のシンボルの一つでもある日和山の頂上付近にあり、少し歩いて頂上まで行くと太平洋が大きく開けたオーシャンビューが見えます。
住所:宮城県石巻市日和が丘1丁目21-13
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
駐車場:なし
アクセス:JR石巻駅から徒歩20分
公式HP:https://roopt.jp/sharehouse/miyagi/ishinomaki/ishinomaki-hiyorigaoka/
日本三景・松島の"奥"の奥松島にある『Roopt奥松島』も、シェアハウス×ゲストハウスとして運営しています。
9LDKと滅多に見ない大きな一軒家をリノベーションして活用しており、広々としたリビングやコミュニティスペースでは、シェアハウスの入居者とゲストハウスの滞在者のゆったりとした交流が生まれています。
ゲストルームは複数人で宿泊可で、松島や石巻への観光で訪れる家族連れや、海外からの観光客の利用が多くなっています。
広々とした駐車場とガレージがあることから、サーフィン等のために長期間滞在するケースもあります。
住所:〒981-0413 宮城県東松島市新東名1丁目3−3
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
駐車場:あり
アクセス:JR東名駅から徒歩12分
公式HP:https://roopt.jp/sharehouse/miyagi/higashimatsushima/okumatsushima/
宮城県塩竈市、鹽竈神社にも徒歩で行ける距離にある『Roopt塩竈海岸通』は、4階建の建物の2〜4階部分をリノベーションしてシェアハウスとして活用しています。
2階リビングの奥の一室がゲストルームで、リビングとの距離の近さゆえに入居者も暖かく迎え入れてくれています。
この『Roopt塩竈海岸通』にも「あるものは使う」精神が反映されており、他物件も含めた廃材を至るところに活用し、個性的なリノベーションをしています。
玄関にはオートロックを導入しているため、入居者が不在の時でもゲストが自由に出入りできるようになっています。
住所:〒985-0002 宮城県塩竈市海岸通5−7
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
駐車場:なし
アクセス:JR本塩釜駅から徒歩1分
公式HP:https://roopt.jp/sharehouse/miyagi/shiogama/shiogama-kaigandori/
今回は、空き家を活用した日本全国のゲストハウスを紹介しました。
インバウンド需要が高まっている今、「ゲストハウスをやってみたい!」と考えている方も少なくないでしょう。
空き家の活用は魅力的な選択肢の一つであるため、この記事を読んで気になった方は、ぜひ空き家について調べてみてもらえると嬉しいです。
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